エクアドルってどんなとこ?
Hola、10月10日〜11月8日までエクアドル第3の都市クエンカにてスペイン語勉強中のカカオマスターToshiです。
今週木金土日とクエンカは祭りで祝日、時間ができたのやっとブログを更新する。
さて、日本人の南米旅行といえばマチュピチュのあるペルーやウユニ塩湖のあるボリビア、またはアルゼンチンやブラジルが人気であろう。それに比べれば私の赴任国のエクアドルはかなり知名度が低いと思う。
エクアドルに行くと人に言っても
「ん、アフリカにあるんだっけ?」
とか
「ん?エチオピアだっけ?」
とかなんとか言われることがけっこうあるのでエクアドルに関して簡単な概要を書いておこうと思う。
エクアドルといえば、日本人に有名なもので思い浮かぶのはバナナ、赤道、ガラパゴス諸島というとこでしょうか。国名のエクアドル(Ecuador)はスペイン語で赤道を意味する。
・経路
日本からは以下の様にアメリカ経由で着く。
今回はユナイテッド航空で成田からヒューストン経由でエクアドルの首都キトに到着した。高い航空券の割にけっこうショボかったが・・・。
・ 地理
エクアドルは赤道直下にあり、本土は標高によって4地域に分かれている。 中央のアンデス山脈が縦断している地域をシエラ 、首都のキト(標高2850メートル)も今滞在中のクエンカ(標高2500メートル)もかなりの高地にあるので、永遠の春とか言われる様に昼は半袖でいけたりもするが朝晩はかなり寒く感じる。ちなみにキトもクエンカの街も世界遺産に登録されておりめっちゃ綺麗な街並みである。
そして太平洋岸の亜熱帯低地をコスタ、東部のアマゾン川上流熱帯雨林が広がる地域をオリエンテと呼ぶ。そして、太平洋上にガラパゴス諸島がある。
・観光
主なところで言うとキト、クエンカの歴史的で綺麗な町並み巡り、赤道観光、アマゾンでのエコツアー、ガラパゴス諸島等が有名。
そういえばキトにいる時に約9年ぶりに赤道記念碑に行ってきた。
前来た時よりちょっと新しくなってた気がする。写真で比較してみる。
赤道では釘の上に生卵を立てる実験、排水口に流れていく水の渦は赤道上、北半球、南半球でどう違うかの実験、赤道の上ではまっすぐ歩けないという実験、赤道上にいると体の力が入りづらくなる実験等、ほんまかよ!って思わず突っ込みたくなるけど地球の偉大な力を実感できるはずなのでキトに来たら是非行ってもらいたい。
ちなみに卵を立てるのはけっこう難しいが、2008年も今回も俺はできた!
2008年12月
2017年10月
赤道記念碑に登ってみてもこの9年間で周辺にそこまでの変化はないが、明らかにオシャレなものができてたのでそこで同期隊員で撮ってみた。
・移住
誰が決めたのか知らんがリタイア後に移住したい国ランキング世界1位であり、理由としては過ごしやすい気候、高度で安い医療費、物価の安さのためらしい。クエンカにはリタイヤメントビザでの北米からの移住者が4000人以上いるらしく、確かに街には欧米系のおじいさん、おばあさんが多くいて、英語が聞こえる。
・赴任地
私の赴任地はプエルト・キトというところ。キトからバスで3〜4時間くらいのところで熱帯雨林が生い茂ってる軽いジャングルの様なところらしいが、今まで協力隊が派遣されたことがない様で情報が全然ない未知の街・・・。キトのエクアドル人の友達は一応知っていたが、今滞在しているエクアドル第3の都市クエンカの人に聞いたら全員が「プエルト・キト???どこそこ???」という反応である。地図で見てもちゃんとキトの近くにあるんだって。キトと同じピチンチャ県だが、標高も低く熱帯雨林が生い茂っていて平均気温25〜30℃くらいの様なので気候はシエラではなくコスタに当たるでしょう。寒いの嫌いやから暖かくてよかったー。
ということで11月8日にキトに戻り、10日にこの街に派遣される。残り少ないクエンカ生活を楽しもう!